詩について語る時に僕の語ること

日常の中で私の中に溜まった言葉を紡いでいきます

無気力の産物 気力の無産物

嫌なことがあった時

 

辛いことがあった時

 

僕の中から沢山の言葉が生まれる

 

書きたいこと

 

表現したいこと

 

吐き出したいこと

 

僕の中で溜まったものが溢れでてくる

 

嫌なことがあり辛いことがあり

 

無気力で本当はなにもできないはずなのに

 

エネルギーなんて全部使い果たしているはずなのに

 

それでも僕は別のどこかからエネルギーを生み出し

 

沢山の言葉に変える

 

 

嫌なことがなかった時

 

辛いことがなかった時

 

僕の中からは何も出てこない

 

書きたいこと

 

表現したいこと

 

吐き出したいこと

 

僕の中は空っぽで何も出てこない

 

嫌なことがなく辛いことがなく

 

気力が残っていてなんでもできるはずなのに

 

エネルギーがあり余っているはずなのに

 

それでも僕はそのエネルギーの使い道がわからず

 

何も生み出せない

 

 

 

 

 

 

 

大人になるってなんだろう

大人になるってなんだろう

 

子供の頃はメガネをかけるのが嫌だった

子供の頃は髪を切るのが嫌だった

子供の頃は人前で話すのが嫌だった

 

今は髪を切った直後にメガネをかけて人前で話すことができる

 

大人になるってなんだろう

 

子供の頃は自分の意見が言えた

子供の頃は人生を純粋に楽しめた

子供の頃はお経が面白くてしかたがなかった

 

今は他の人の意見に合わせる方が多い

今は人生を純粋に楽しむことができなくなった

今はもうお経を聴いても面白くもなんともない

 

大人になるってなんだろう

 

 

 

小さな世界

一人の人のおかげで僕は死にたくなる

一人の人のおかげで僕は生きたくなる

 

一人の人によって僕の人生は右にも左にも動く

 

一人の人のおかげで僕の人生は辛くなる

一人の人のおかげて僕の人生は楽しくなる

 

一人の人によって僕の人生は上がりも下がりもする

 

地球には何十億もの人がいるというのに

 

何十億分の一の確率で出逢った人に振り回される

 

世界は広いはずなのに

 

僕の世界はあまりにも小さい

 

 

自由と愛

僕は何よりも自由を求めている

僕は何よりもキミが好きだ

 

自由が欲しくてたまらない

キミが好きでたまらない

 

僕はやりたいことをやりたいときにしたい

僕は会いたい人に会いたいときに会いたい

 

僕は自由きままにキミを好きになった

僕は自由きままにキミと一緒にいる

 

今はキミを好きでいることに自由を感じている

今はキミと一緒にいることに自由を感じている

 

ずっとキミを好きでいられるかわからない

ずっとキミと一緒にいたいかわからない

 

いつかキミを好きでいることに不自由を感じるかもしれない

いつかキミと一緒にいることに不自由を感じるかもしれない

 

僕は自由とキミが好きなんだ

希望のある絶望

僕はすぐに絶望する

 

いつだって絶望している

 

希望を持っているから絶望するんだ

 

希望を持った次の瞬間にはもう絶望している

 

未来に対していつも期待しているんだ

 

いつか願いが叶うと本気で信じているんだ

 

絶望するのは本当に苦しい

 

何もする気力がなくなる

 

希望を持つのは本当に楽しい

 

何でもできるような気がする

 

僕は希望を持ち続ける

 

希望が持てない人生より

 

絶望することを選ぶ

 

いつか いつか 願いが叶うように

 

何度でも絶望する

 

 

葛藤

やりたくもない仕事なんて辞めてしまえ

好きなことをしろ

せっかく生まれたのになんで嫌なことをしているんだ

 

仕事なんて辞めたい

好きなことをして生きたい

でも好きなことがお金にならないかもしれない

 

何がお金になるかなんてわからない

なんだって極めればお金になるんだ

だから好きなことを極めればいい

 

キミはいつだって簡単にそう言う

世の中そんなに甘くはないんだよ

好きなことをして生きている人なんてそんなにいないじゃないか

 

大丈夫だよ

今は働かなくても生きていける時代なんだ

いざとなったら生活保護もある

 

仕事はやめたい

けど辞めた後もっと大変になるかもしれない

そう考えるとなかなか辞められないんだ

 

考えすぎだよ

この先どうなるかなんて誰にもわからない

先のことばかり考えてないで今を考えなよ

 

わかってる

考えすぎなのはわかってるんだ

でもなかなか決断をくだせない

 

いつか働かなくてもいい時代がくる

働きたい人だけが働く

遊びたい人は遊んでいられる時代がくる

 

キミみたいに考えられる人が羨ましい

キミは幸せそうだ

僕も幸せになりたい

 

 

 

 

 

 

一人よりも

一人でいるのが好きだと思っていた

 

みんなでワイワイするのが苦手だと思っていた

 

飲み会が嫌いだった

 

遊びの誘いが嫌だった

 

自分は一人が好き

 

一人でいたいのだと思っていた

 

自分の時間を取られるのが嫌だった

 

一人でいるときが一番楽しかった

 

一人でいるときの自分が本当の自分

 

それ以外は仮初の自分

 

 

ずっとそう思っていた

 

でも違った

 

 

僕は一人が好きなんかじゃない

 

一緒にいたいと思える人がいなかったんだ

 

みんなでワイワイするのが苦手なんかじゃない

 

自分を出せる仲間がいなかったんだ

 

飲み会が嫌いなんかじゃない

 

一緒にお酒を飲みながら話せる人がいなかったんだ

 

遊びの誘いが苦手だったんじゃない

 

遊びたいと思える人がいなかったんだ

 

 

今は違う

 

今は一人でいるよりも楽しいと思える人ができた

 

今は一緒にいたいと思える人がいる

 

今は本当の自分を出せる仲間がいる

 

今は一緒にお酒を飲みながら話したい人がいる

 

今は自分から誘いたい人がいる

 

 

一人よりも幸せだと自信を持って言える

 

大人は孤独に弱い

 

 

 

 

 

キミとなら

何が食べたい?

 

わからない

 

僕は何を食べたいかわからない

 

どこ行きたい?

 

わからない

 

僕はどこに行きたいかわからない

 

何したい?

 

わからない

 

僕は何をしたいかわからない

 

 

僕は特に食べたいものがない

 

僕は特に行きたい場所がない

 

僕は特にしたいことがない

 

 

僕はキミとなら何でも食べたい

 

僕はキミとならどこにでもいきたい

 

僕はキミとならなんでもしたい